2009年10月10日

Barakan Morning!!

 自分に影響を与えてくれた音楽評論家として、萩原健太さんピーター・バラカンさんの二人がまず頭に浮かぶ。ご両人とも流行に流されない、良質な音楽を届けてくれるので、インターネットなどもちろんなく、情報網が限られていた若かりし頃はこの二人が出るテレビやラジオ、雑誌にはできるだけチェックを入れていた。しかし時代が変わり、使い捨てのような音楽ばかりがもてはやされるようになったせいか、最近は彼らのメジャーなメディアへの露出度がめっきり少なくなってしまったのは残念なことである。

 そんな中、以前"Barakan Beat"という番組を持っていたInterFMで、今週からその名も"Barakan Morning"という番組が始まった。気づいたのが水曜日で、今朝やっと初めて聴くことができたのだが、ご本人のブログにもある通り、かなりご自身の好みが反映された、時代もジャンルも国籍も問わないグッドミュージックが満載で、聴いていて嬉しくなってしまった。ピーターさんと言えば、土曜の朝のNHK FM、"Weekend Sunshine"もあるものの、土曜の朝はちとキツいといった根性なしの私のような人間には、この"Barakan Morning"は打ってつけ。私はこの番組一つで、平日の朝がすっかり楽しみになってしまった。朝のテレビやラジオに飽き飽きしているといった方がもしいれば、この番組はオススメである。放送区域は狭いが、ケーブルテレビなどでも受信できる地域があるそうなので、ぜひともご一聴いただければと思う。
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2009年06月17日

R.I.P.

これはすばらしいシンガーであり、ソングライターでもある話題の男、ケニー・ランキンをわが国に本格的に紹介するアルバム。彼について述べる前に、このアルバムがまことにビューティフルで楽しい内容を持った魅惑的なアルバムであることを申し上げたい。

 私の手にある一枚のレコードのライナーノーツは、こんな書き出しで始まる。解説は今は亡き音楽評論家、青木啓さんだ。1974年にリリースされたそのアルバム "Silver Morning" は、私が20代で最も聴いた一枚と言って過言ではないし、仲のいい友達やちょっと気になる女の子に渡すカセット・テープやMDには、必ずこのアルバムのB面1曲目に収められている "Haven't We Met" を入れていた。私にとっては思い入れもあるし、思い出深い1曲である。そんな素晴らしい曲を書いてくれたケニー・ランキンが6月7日、肺癌による合併症で亡くなった。享年69歳。1年半ほど前に観たライブで、咳払いをして喉の調子が悪そうだ思っていたが、そのときにはもう彼は病に冒されていたのかも知れない。
ケニー・ランキンのヴォーカルは、スムースであたたかく、都会的な洗練されたセンスが光っていて美しく楽しい。軽妙な表情にはウィットが感じられ、さらにジャズ・ヴォーカルにも通じるフェイクの面白さや、スキャットのスリルもある。おそらく誰方にも好感をもって迎えられるコンテンポラリーなポップ・ヴォーカルと言えるのではないだろうか。

 引き続き青木氏のライナーからの引用だが、もうこれ以上の説明はいらない、というくらい彼の特長や素晴らしさをとらえた一文である。Little Davidというその名の通りの小さいレーベルからリリースされた3枚のアルバムしか持っていない私は、彼の40年以上に渡る音楽キャリアのほんの一握りしか知らない、つまり熱心なファンとはとても言えない。しかしそれでもこの人の声が私の人生にどれだけの潤いを与えてくれたことか。天国で安らかに。合掌。

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2009年06月14日

今月の一枚A

 前回、「毎月一枚自腹でCDを購入する」と言っておきながら、すっかりほったらかしのこの企画。いや、新譜・旧譜を問わず、限られたお小遣いを握りしめ毎月一枚ずつCDは買っているのだが、紹介する時間がないのである。とはいえ、イキの良い新人をまた見つけたので、ここはぜひ皆さんに紹介したい。

trueromance.jpg
"True Romance" Golden Silvers

 子供の頃からあまりジャンルには捕われず音楽を聴いてきたつもりだが、個人的に一番しっくりくるのは、やっぱりパンク〜ニューウェイヴ以降の、イギリス系の気持ちいい、だけどちょっとヒネクレた感じのポップミュージックである。そしてゴールデン・シルヴァーズというちょっと人を喰ったような名前のこの3人組も、それらのバンドの延長線上にあると言える。だけれども、それら'70年代後半から'80年代中盤までに現れたバンドがそれ以前のロックなどに影響を受けたものであるのに対し、このバンドは新鮮なのは、もちろんそれらロック、ポップスの基本はおさえつつも、'80年代の音楽こそがその源泉なのではないかと思わせるその感覚である。


True No.9 Blues (True Romance)

 スタジオライヴ風のPVといい、そのファッションといい、多少のパロディはあるにしても、どうですこのエイティーズ感。


"Arrows Of Eros"

 こちらは上の "True No.9 Blues" のディスコ調とは違って、ちょっとネオ・アコースティックを彷彿とさせる。ボーカルはニック・ヘイワードっぽい?


"Magic Touch"

 そしてこちらはパンク直後のニューウェイヴのようだが、ファッションは'60sだね。

 これらの曲を聴いていくと、きっと彼らは私の世代の音楽好きが'60年代の音楽を、その時代背景を含めてむさぼり聴いたように、'80年代の音楽を聴いたのではないか、そんな気持ちにさせるのである。しかし今時エイティーズの影響を受けたアーティストなどあまたいるが、何より彼らが凡百の人たちと異なるのは、それらの影響を素直に表しつつも、どの曲もポップスとしてのクオリティの高さを感じさせるし、しっかりとオリジナリティを保っている点である。かつて故ナンシー関が当時飛ぶ鳥を落とす勢いであったダウンタウンのことを、「お笑い地肩が強い」と評していたが、私はこのバンドにそんな地肩の強さを思うのである。というわけで、また一つ気になるグループを見つけてしまった。今後もこのバンドには注目していきたい。
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2009年02月08日

今月の一枚@

rollwithyou.jpg
"Roll With You" Eli "Paperboy" Reed & The True Loves

 というわけで、今月から月イチで自腹を切ってCDを一枚ずつ買っていくことにする。記念すべき第1回は、イーライ”ペーパーボーイ”・リード&ザ・トゥルー・ラヴズの「ロール・ウィズ・ユー」。

 これを初めて聴いたのは、昨年ヨメのZXのお別れドライブで昼食を摂った福生のダイナーだ。その時は「何かエラいカッコイイ曲が流れてるなぁ」とは思ったものの、60年代の知られざるR&Bの黒人アーティストなんだろうと高を括っていた。それでも、目ざとく(耳ざとく?)店に飾ってあったCDをチラっと見てその名前は覚えていて、本日川崎のラゾーナにあるHMVで購入したのだが、まさか現代のアーティストで20歳過ぎの若造、しかも白人だとは思ってもみなかった。

 このイーライ”ペーパーボーイ”・リードなる人物は、黒人音楽などと一見何の関わりもなさそうなアメリカ東部、マサチューセッツ出身の現在24歳らしいが、ブルーズからR&B、サザン・ソウルへの流れを正統に汲んでいるだけでなく、とても全曲オリジナルとは思えないほどヴィンテージ感に溢れている。イーライのヴォーカルも信じられないほどソウルフルで黒く、J.Bやウィルソン・ピケット、オーティス・レディング、サム・クックなんかを彷彿とさせるし、バックも往年のスタックスやマッスルショールズの「あの」感覚をしっかり踏襲してくれていて思わずニヤリとしてしまう。大体こういう古い音楽を現代に蘇らせるのはイギリスの得意とするところだが、くどいようだがアメリカの、しかも東部で典型的なWASPが多く住むマサチューセッツから出てくるところに驚かされる。しかし逆に言えばこれこそがアメリカという国の文化に対する懐の深さであり、底力なのであろう。とにかく、個人的にはエイミー・ワインハウス以来の、いやそれ以上の衝撃である。ご興味のある方はぜひとも公式ホームページ(音が出るので注意)を参照されたし。YouTubeにも多くのライブ映像がアップされているが、イギリスのBBCで放映されている人気音楽番組、"Later with Jools Holland" でのスタジオライブの模様をリンクしておきます。ジュールス御大もいささか興奮気味のご様子(笑)。



 うーん早くライブが観たい。
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2009年01月15日

良い音楽を聴かせろ。

 最近、ラジオをめっきり聴かなくなった。テレビ、特に地上波は数年前から見限っているのでほとんど見ていないが、ラジオもどの放送局も似たような情報に退屈な最新ヒット曲ばかりで滅多にラジオのスイッチを入れることもなく、おかげで不意に流れて来た未知の曲に胸をときめかせたり、エヴァーグリーンな名曲に手を止めて聞き入ることも少なくなった。聞けば今やテレビに限らずラジオも、選曲に関してレコード会社やアーティストの所属事務所などから厳しくコントロールされているらしい。かつて開局間もない頃のJ-WAVEなどは洋楽しかオンエアしないことをモットーにしており、当時はなんて傲慢なラジオ局だと憤ったものだったが、今となってはそんな特色すら出せなくなっているのである。

 ラジオを聴かないとはいえ音楽は聴きたい、しかし最近のヒット曲は知らないし、もとより興味もない。そうなると自分が古くから慣れ親しんできた音楽を聴きたいとは思うのだが、過去にエアチェックやレンタルCDを借りて聴いていたそれらの音源はカセットであり、10年以上前に全部処分してしまったので自分でもビックリするほど手元にない。というわけで、今年から月一でCD、それも子供の頃に良く聴いていたものや、基本とも言える名作などを買っていこうと思い立ち、今日会社の帰りに新宿の某大手CDショップに寄ってみた。ところが、いわゆるロックの定番といえるものを探しているにも関わらず欲しいCDが見当たらない。決して狭くはない売り場にあるのはやはり最新のヒット曲や、せいぜいここ20年くらいのものばかりで、その薄っぺらな品揃えには目を覆いたくなった。もはやCDショップも新しい曲を売ることしか考えていないのであろうが、ミリオンセラーが次々と生まれる時代ならまだしも、すでにCDが売れないと言われて久しい昨今にあって、頼りになるのは流行に左右されないコアなリスナーのはずである。CDが売れない原因はなぜか、サプライヤーはいい加減真剣にこの問題に取り組んだほうがいい。決してiTunesのせいだけではないと思うのだが。
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2008年02月16日

ザ・ポリス@東京ドーム(2/13)

 「再結成ブーム」と言われてもう何年経っただろうか。もうあのバンドこのバンドが次々と再結成するので、「ブーム」と言う一過性のものとは言えない気もするし、中には金の匂いしかしないような「作られた」ものや、衰えだけを見せつけられるようなものもあるので、簡単に喜べないものも少なくないが、彼らの再結成は手放しで嬉しかった。

 ポリスとの出会いは、兄の影響を受けて洋楽を聴き始めた11歳の頃で、ちょうど2度目の来日を果たした時と記憶している。その日本武道館公演の模様はNHKのテレビとラジオでそれぞれ放映され、私たち兄弟はテレビをラテカセで録音(当時ビデオレコーダーはまだ一般家庭には普及していなかった)して、貴重なメタルテープがそれこそ擦り切れるほど何度も何度も聴いたものだ。だからポリスと言えば曲の良さはもちろん、タイトでシャープな演奏を聴かせるライブ・バンドの印象が強く、当時の私の中ではザ・ジャムと並んで最強の3ピースとして、いつか生で観てみたいバンドの一つだった。しかしバンドはアルバム "Synchronicity" を最後に空中分解。3人のメンバーの不仲が以前から伝えられていたし、解散後のメンバーはそれぞれ思い思いの音楽活動を始めていたので、昨今の再結成ブームと言えど、もうこの3人が再び一緒になることは二度とないだろうと勝手に思っていた。そんなこともあって、実際に再結成され、日本でライブを行うと知ったときも、長年の夢が叶う喜びがある一方、本当に来るのだろうか、とか、義務的な演奏しかしないんじゃないかという思いがあったのも事実である。

 しかし開演時間が過ぎ、ボブ・マーリィの"Get up, Stand up" が流れた後にメンバーが登場し、アンディ・サマーズの印象的なリフから始まる "Message in a bottle" が流れた瞬間、そんな不安は一気に吹き飛んでしまった。かつて解散前には "Fuck Sting" と書かれたタムを叩いていたスチュアート・コープランドのドラムは相変わらず生真面目なほど正確なリズムを刻み、スティングは常に周りに気を使いながら落ち着いてメンバーをリードしていた。ステージ上には過去の鋭いバンドスタイルに加えて、大人の余裕ともとれる穏やかな雰囲気が漂っていた。特に "Can't stand losing you" から "Reggatta de blanc" への流れの中でスティングがアンディ・サマーズに近寄ったときに、3人を抜いたカメラのカットで見せた笑顔が忘れられない。当時スターダムに乗りあげた3人は、時に傲慢で、お互いの意見を尊重することができず、反目しあい憎しみあった故に解散となったのだろう。しかし時間の流れと個々の成長が彼らを変えたのか、嫌な思い出より「また一緒にやろう」という気持ちが今の3人を一つの方向に向かわせているんだ、そんなことを思わせるいい笑顔だった。男の友情、なんだろうな、つまりは。本当に素晴らしいライブだった。
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2008年02月11日

グラミー5冠!

<グラミー賞>ワインハウスさんが5冠

 最近新しい音楽にはすっかり興味を失っている私だが、去年一番の発見は何と言ってもエイミー・ワインハウスのアルバム「Back To Black」だった。骨太だけど繊細、ソウルフルかつブルージーな歌声はもちろん、ソングライティングもこなす彼女の登場は嬉しかったし、とても驚かされた。今後イギリスはもとより、世界の音楽界を背負い、また語り継がれていくミュージシャンがいるとすれば、私は間違いなく彼女はその一人だと信じている。今回のグラミー5冠も当然の結果だが、その反面、私生活はメチャクチャなようで、若い頃から男や酒やドラックに溺れ、現在もリハビリ施設に入所中とのこと。まぁ情の深い、弱い女でなければあれだけ人の心を震わせる歌は歌えないとは思うが、まだ若いし、自分の才能を自らの手で失わせるような破滅の道を辿ることだけは止めてほしい。一人のファンとして、彼女の更生を心の底から願う。
posted by たけ at 21:52| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月24日

チケット売りたし

 「21世紀のビリー・ホリデイ」こと、マデリン・ペルーの来日公演のチケットが2枚余っています。どなたかご興味のある方はいらっしゃいますでしょうか? 定価でお譲りいたします。待望の初来日公演、ということで、先行予約で勢い余って4枚購入してしまいました…。

■公演名  マデリン・ペルー
■公演日時 2007/04/02(月) 7:00PM
■会場   渋谷 クラブクアトロ

  立見:7500円 × 2枚 = 15,000 円
     (1ドリンクつき)

 「マデリン・ペルーって誰?」という方はこちらをご参照いただければと思います(公式サイトはコチラ)。できればこのブログを普段からご覧になられている方がいいのですが、ご興味のある方はコメント欄に「チケット希望!」とメッセージください。よろしくお願いいたします。
posted by たけ at 22:03| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月11日

Hz@初台Doors

 土曜日は2CV乗りのハッチャキさん(2CV乗りの間ではワギワギさんと言った方が通りがいいな)のバンド、Hz(ヘルツ)のライブを観に初台へ。ライブは 4-D と Floppy というバンドとの対バンで、乱暴な括りをすると 4-D は「ジャーマン・ノイズやバウハウス感漂う音響系」テクノ、Floppy は「初代ファミコン世代的ダフト・パンク」といった塩梅でそれぞれ楽しむことができた。しかし自分に一番しっくりと来たのはやっぱりHzで、それは決してワギワギさんがいたからというだけではなく、笑いのセンスや好きな音楽のエッセンスが一番世代に近かったせいだろう。ワギワギさんの音楽活動を見るのは今回が初めてで、果たしてどんなドラムを叩くのか楽しみにしていたのだが、小さな身体をフルに使って複雑なビートを正確に刻んでいた。このライブがHzとしては7年ぶりということで、歌詞を忘れたり曲の入りを忘れたりと微笑ましい場面もあったが、半年に一度程度のペースで定期的にライブを行いたいとのこと。また観に行きたいと思う。
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2006年11月20日

ケニー・ランキン@コットン・クラブ

 ケニー・ランキンのことを知ったのはもう10年以上前、まだクラブなんぞで遊んでいた頃のこと。レア・グルーヴ系のソウル・ミュージックの合間にさりげなく流れた "Haven't We Met" を聞いたときの衝撃、そして出張先の札幌でこの曲が収められたアルバム、"Silver Morning" をたったの500円で発見したときの喜びは今でも忘れられない。そんなケニー・ランキンが来日中との情報をヨメから聞いたのが木曜日の夜、慌てて会場のコットン・クラブに電話をかけて日曜日の初回の予約を取った。この人のライブを観るのはもちろん初めてで、今日が最終日のせいか、本人は喉の調子が悪そうで何度も咳払いをしていたが、冬の寒い日の日差しのように暖かくて優しい歌声はレコードと変わりなく、ハニー(40数年前に生まれて初めて買ったというギターの名前!)の音色も美しく、正に魔法にかかったかのような1時間だった。"Haven't We Met" にはもちろん鳥肌が立ったが、アンコールにアカペラで歌った "Because Of You" にも痺れた。ライブ終了後には"Silver Morning" のCDを購入し、持ってきたレコードを本人に見せると「ミント・コンディションだね」ととても喜んでくれた。 もちろんサインはレコードとCDにしっかりいただいた。

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 でもコットン・クラブに限らず、この建物のテナントはみんな値段が高いねぇ。
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2005年11月30日

残りの2枚。

 先日堀込兄弟の CD をゲットした時に他にも2枚購入していたので、ついでに紹介。

 halfby.jpg
 Halfby / Green Hours (SRCD-010)

 CS で偶然流れた "Rodeo Machine" の PV(ディレクターは groovisions だった)を見て気になったので購入したのだが、これが大当たり。私はこの手の Big Beat 系(でいいの?)の音はあまり熱心に聞かないのだが、構成力や音の抜けの良さはピカイチなのではないか。玉石混交なのは承知だが、日本の DJ ってホントに器用だなぁと感心することしきり。こちらも年末にかけてヘヴィ・ローテーション当確な一枚。

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 The Collectors / The Greatest Tracks (COCP-50865)

 自分が好きなバンドは大きく分けると2種類ある。1つはほんの一瞬だけ素晴らしい輝きを放ち解散してしまうバンドと、もう1つは小細工なしで1つのことをただひたすら貫き通すバンド。今年で結成20周年のこのバンドはもちろん後者。メンバー自ら選曲したこのベスト・アルバムは、ブリティッシュ一筋な彼らの魅力がいっぱい詰まっている。いつ聴いてもポップでキャッチーで、面映いほどドリーミー。このままジジイになるまで突っ走ってください。
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2005年11月25日

堀込兄弟

 ここ最近 CD 買ってないなぁと思っていたら、最後に購入したのが 7月で、4ヶ月も何も買っていないことが分かった。音楽情報のチェックを怠っていることもあり、最近の動向にもすっかり疎くなってしまっている。そんな中、カズヤさんこのエントリーを見て、こりゃイカンと思い今日久々に CD 屋へ行った。

homeground.jpg
 堀込高樹/Home Ground (COCP 50876)

 ついでに買い忘れていた弟のソロ・プロジェクトも購入。
umanohone.jpg
 馬の骨/馬の骨 (COCP 50870)

 さっき 2枚とも聴き終わったところ。まだ第一印象だが、何と言うか、2人の性格や嗜好がそのまま出ている感じですな。キリンジで聴けるようなヒネクレ加減はなりを潜め、落ち着いた感じはどちらのアルバムにも共通しているが、兄ちゃんの方がより頑固一徹、アルバム全体に漂う大人感はさすがの一言。やっぱりスティーリー・ダンの影響は弟よりも兄の方が強いんだね。

 2 人とも非常に優れたメロディ・メーカーなので、どちらのアルバムもクォリティは高いし、安心して聴ける。この年末のヘヴィ・ローテーションになりそうだけど、やっぱりキリンジ名義の新しいアルバムが聴きたいなぁ。
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2005年11月04日

音ログ、始めました。

 最近 CD も買っておらず音楽ネタが少ないので、代わりといってはなんだが音ログを試してみた。設定にちょっと手間取ったけど、何とか動いたようで一安心。
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2005年09月23日

オヤジ万歳!

 今日は吉祥寺の「スター・パインズ・カフェ」で吾妻光良& The Swinging Boppers のライブ。このバンドは十年近く前から贔屓にしていたが、何やかんやとタイミングが合わずライブは今回が初体験、私にとっては正に待ちに待った日だった。
 スタート時間から間もなくまずバックのメンバーが登場。軽く音出しをしたあと、「では」というドラマーの一声とカウントから始まるゴキゲンなジャンプ・ミュージック! しばらくして「10分前までそこのつぼ八で飲んでた」というバンマスの吾妻さんが登場。その後はオリジナルからカバー、そして(彼ら曰く)「替え歌」まで交えて、もう本当にお腹いっぱいな2時間半だった。
 彼らは12人という大所帯だし、残念ながらジャンプやブルーズなんてそんなに稼げる音楽ではないので、メンバーそれぞれが別に職を持ついわゆるパートタイム・ミュージシャンだが、シビレるくらいカッコ良く、エンターテインメントなプロの音楽を聴かせてくれた。足掛け 25 年ですでにもう 50 才くらいのはずだが、でも未だに学生バンドのような雰囲気もいい意味で持ち合わせていて、それが見ていてとにかく楽しいのだ。私に言われるまでもないだろうが、もうこうなったら足腰立たなくなるまで演奏し続けてほしい。私はこのバンドを一生見届けるつもりである。
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2005年08月24日

追悼

 シンセサイザーの開発者、ロバート・モーグ氏が死去

 この人がいなかったら、'70 年代に驚異的なペースで数々の名作を作ったスティーヴィー・ワンダーのアルバムはもっと違ったものになっていただろうし、クラフトワークや YMO もなかったかも知れない。要はその後の音楽シーンそのものがもっと違ったかも知れないということだ。現代のデジタル・シンセサイザーの攻撃的な音に比べて、暖かくて少し間の抜けた音色はアナログ・シンセの良いところ。今夜はペリー&キングスレイのアルバムを聴いて寝よう。真のイノヴェーターに合掌。
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2005年08月09日

グレン・ティルブルック@吉祥寺 Star Pine's Cafe

 元スクィーズのフロントマン、グレン・ティルブルックが来日すると知ったのは、ライブの2週間ほど前。それからあわてて追加公演分のチケットを入手した。
 スクィーズは残念ながらすでに解散しているが私が贔屓にしているバンドのひとつで、予測のつかない凝ったメロディラインとウィットに富んだ歌詞が好きで、一時期夢中になって聴きこんだ。今回はグレンの単独公演で、ギター1本で近作のソロアルバムからとスクィーズ時代の曲をおおよそ半々くらい演奏したのだが、やはり個々のメロディの素晴らしさは際立っており、いい曲はいつ聴いてもいいし、色あせることがないのだと実感。客も知ったもので "Tempted" や "Black Coffee In Bed" などでは自然にみんなでコーラスをつけたりして、会場の雰囲気も終始和やか。グレンも終始上機嫌で曲の合間にビールをあおりつつ、途中観客の中に紛れこみながら歌ったり、観客にコーラスを教えたり、唯一のカバー曲だったジミヘンの "Voodoo Chile" を茶目っ気たっぷりに演奏してくれた。アンコール 2 回を含めておおよそ3時間弱、観客はかなりお腹いっぱいになったのではないだろうか。私も久しぶりのライブを堪能することができ大満足。また来年も来てくれよ。
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2005年07月04日

脳内ヘヴィ・ローテーション

その日一日理由もなく頭にこびりついて離れない一曲というのがある。最近お気に入りの曲だったり、CM のキャッチーなメロディだったり。大嫌いな曲に限って一日ずっとリフレインされたり、頭の中からかき消そうとすればするほど離れなくなったり。そういう曲を私は「脳内ヘヴィ・ローテーション」と定義する。別に偉そうにいうことではないが。
今日はなぜか松田聖子の「白いパラソル」がそれだった。今日の東京は雨、肌寒い一日だったにも関わらず。現実逃避か。こういうのって意外に深層心理とかその日の精神状態を表しているのかも知れないな。
posted by たけ at 22:54| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月29日

ミュージカル・バトン

旅の途中で、樹理庵さんからいきなりのトラックバックがあった。
「ミュージカル・バトン」というそうで、以下の項目を答えた後、5 人選んでそのバトンを渡すという、ねずみ講というか、不幸の手紙のようなシステムである。

1, Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
2. Song playing right now (今聞いている曲)
3. The last CD I bought (最後に買ったCD)
4. Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
5. Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)

最近熱心に音楽を聴いていないんだよなぁ、と思いつつ、それでも「特別な思い入れのある 5 曲」なんて難しい質問を旅先のふとした時間に考えていたりして。それでは、私の場合を発表いたします。

1. コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
約 14GB。ほとんどがレコードだったりするし、CD でも繰り返し聴かないものは iTunes に落としていないのでこんなもん。

2. 今聴いている曲
Rufus Wainwright 『Want Two」の中の曲をいくつか。質問 3. がらみで、最近買った CD なので。

3. 最後に買った CD
Rufus Wainwright 『Want Two」(UICW-1057)

4. よく聴く、または特別な思い入れのある 5 曲
こんなもん選べるわけねぇじゃんっ!と思いつつ、少なくとも私に衝撃を与え、音楽の楽しさや広がりを教えてくれた曲から 5 つを適当に。

・Gilbert O'sullivan「Alone Again (Naturally)」
小学生の頃、NHK-FM の「朝のポップス」という番組で偶然聴いた。以来私を洋楽の道へ引き込んだ運命の 1 曲。

・The Jam「Going Underground」
これまた小学生の頃、NHK-FM の「リクエスト・コーナー」という番組で、彼らの「Eaton Rifles」を聴いた。彼らの曲は色々好きだが、中でも当時一番カッコイイと思った曲。ポール・ウェラーは今でも私のヒーロー。

・Aztec Camera「Oblivious」
彼らを初めて聴いたのは、中学生の頃、セカンドの「All I Need Is Everything」だった。この曲はずっと後になって聴いたが、当時何度も何度も、それこそカセットテープが延びるくらいよく聴いた。

・The Flipper's Guitar「Hello - いとこが来る日曜日」
大学 1 年の時。「こんなバンドが日本にもあったんだ!」という衝撃と喜びは忘れられない。彼らが日本の音楽シーンに与えた影響は計り知れないし、彼らのおかげで僕自身も退屈な大学生活が潤された。

・Kenny Rankin「Haven't We Met」
クラブに通い始めた頃に、フッとこの曲が流れて慌ててターンテーブルの側に走って曲を確かめた思い出。収録アルバム「Silver Morning」は CD 化されないのだろうか。

その他にも選びたい曲が沢山あるのだが、今回はこの辺で。

5. バトンを渡す 5 人
知り合いにはかなり渡ってるみたいなので、ちょっと考えます。
posted by たけ at 00:12| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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