2007年07月01日

国立 - 立川 - 国分寺

 今日はヨメと一緒に自転車に乗って立川へ行くことにした。しかし自宅から立川までをただ往復するだけではつまらない。幸い天気も曇り空で、気温もさほどでもなかったので、途中国立に寄ることにして、経路も特に決めず、適当に立川を目指すことにした。なぜ国立を経由したかったかというと、甲州街道沿いにある谷保天満宮に行きたかったからである。それではなぜ谷保天満宮なのかというと、昨日の話の続きなのだが、国立に住み、この場所が大のお気に入りだった山口瞳の文学碑があるからである。

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 またこの天満宮では、伊丹十三と宮本信子が式を挙げている。立会人はもちろん山口瞳。山口は伊丹(当時は一三)のエッセイストとしての才能を見抜き、一度「文藝春秋」に持ち込んだ没原稿を「ヨーロッパ退屈日記」として「洋酒天国」に掲載させている。伊丹十三という人物もとても興味深いが、今日のところは割愛、またの機会ということに。その後国立界隈をフラフラと散策していると、山口瞳の住居らしき場所を発見し興奮したが、真偽のほどは定かではない。

 立川でヨメの買い物に付き合い、HMVでは聴きたくて仕方がなかったチープ・トリックのベストを入手。ホクホクしながら今度は国分寺へ向かう。途中恐らく立川飛行場への引込み線跡と思われる廃線跡などを眺め、緑豊かな高級住宅地を抜けると、JR鉄道総合研究所が見えてきた。

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 0系の時期モデルチェンジの試作車両である951系

 鉄道総研の向かいには、ひかりプラザという新幹線資料館があるが、時間が遅く中には入れず。ちなみにこの界隈はかつて平兵衛新田と呼ばれており、新幹線の偉業にちなんで昭和41年に光町と名前を改めている。

 その後は名水百選に選ばれている国分寺にあるお鷹の道を見つけたが、暗くなってきたので簡単に通り過ぎてしまった。ここは天然のホタルが見られるらしいし、湧水も汲めるらしいので、また改めて来ることにしよう。
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2006年11月12日

シャピュイさんに会いに

 私の車仲間であれば、私がFBMでキーホルダー売りの小商いをしていることをご存知の方も多いと思う。数年前にフランスに旅行した際に、クリニャンクールの蚤の市で見つけたシャピュイさんのお店に所狭しと並べられたブルボンのキーホルダーに心を奪われ、以来渡仏のたびに、そう簡単に海外旅行に行けなくなった今はインターネットを通じてちまちまと買い込んでいた。

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 蚤の市でのシャピュイさん。エッソガールのイヤリングがとってもキュート。

 そのシャピュイさんが名古屋のフレンチ雑貨店、「Long-Distance Runner」の招待で来日する、ということで、今日はヨメともども青山へ繰り出した。会場は骨董通りの一本東側の通りにある洋菓子屋さんの奥。一歩踏み入れると、たくさんのキーホルダーにかなりの人が群がっていて、なかなか盛況な様子。私は始めから買うつもりはなかったので冷やかし程度に眺めていたのだが、貴重なキーホルダーが多数陳列されていて、目の保養としては充分すぎるほど。ヨメは少し興奮を抑えきれない様子で、結局安価なキーホルダーを2個購入した。その後シャピュイさんにご挨拶、名刺をお渡しすると、どうやら私の名前を覚えていてくれたようで、ちょっと嬉しかった。すぐに帰ろうと思っていたが、お店の方がコーヒーを淹れてくれたので、拙い英語でお話ししたのだが、シャピュイさんは気取らない、とてもチャーミングな方で、ニコニコと対応してくださった。シャピュイさん、またいつかフランスに行くときには、必ずお店に寄りますよ。

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2006年07月17日

古本屋巡り

 この三連休は珍しく何も予定が無かったので、遅く起きてからヨメと「何をしよう、どこへ行こう」と話し合ってから行動することにした。日曜日は、今読んでいる岡崎武志さんの「気まぐれ古書店紀行」(工作舎 ISBN4-87502-391-X)がとても面白いので、神保町へ行って古本屋巡りを提案した。
 神保町に来るのは果たして何年ぶりか。古くは小・中学生の頃は洋楽やモータースポーツ関連の雑誌を探しに、大学に入ってからは岩波ホールで映画を観に年に何度か足を運んでいた。子供の頃はレース雑誌を見ながら平積みにされたエロ本を横目で眺めてドキドキしたものである。駅に着いたのが14時くらいだったので、靖国通りとその横にあるすずらん通りにあるお店に引っかかっているうちに時間切れとなってしまった。欲しい本はあれもこれもたくさんあったが、新刊のロードバイクカタログと旅雑誌、古本屋では旅雑誌と「Old timer 1992年12月号」、マイブームの宮脇俊三「終着駅は始発駅」(新潮社)、小林信彦「テレビの黄金時代」(文藝春秋 ISBN4-16-359020)をゲット、ホクホク顔で帰途に着いた。「Old timer」は "シトロエン2CV修理絵日記" という記事があったので買ったのだが、開けてみると今ではお仲間であるお歴々がわんさか。私が2CVを入手する前の話ではあるが、みんな和気藹々と整備をしていて何とも羨ましい。

 次いで月曜日は、ヨメが身体を動かしたいというので、雲行きは怪しかったが自転車に乗って西荻窪へ行くことにした。私の古本屋熱も高まるばかりなので、まずは三鷹にある古本屋「古書上々堂」を経由する。ここは件の岡崎武志さん自らがお気に入りの作品を置く、通称岡崎棚があるのだが、その岡崎棚でこちらもマイブームの獅子文六「七時間半」を発見するも、お小遣いの見通しが厳しいので断念。その後は成蹊通り、五日市街道を通って西荻窪へ。西荻窪は今やアンティークの町として知られ、骨董古道具、リサイクル、古着、中古レコード店などが70軒近く点在している。その中で西洋アンティークのお店や雑貨屋に呼ばれ、もちろん古本屋にも呼ばれたが、財布のヒモが緩むことはなかった。えらいぞ、オレ。
 一方ヨメはこのお店で以前から欲しがっていた石井好子さんの「巴里の空の下、オムレツのにおいは流れる」のレシピ本を発見、ご満悦で帰路に着いた。帰りは雨が本降りになりずぶぬれになってしまったが、有意義な2日間であった。これからしばらく古本屋通いが愉しみになってきそうである。
posted by たけ at 23:59| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 逍遥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月05日

谷根千ぐるぐる

 今日はヨメと二人で谷根千へ。

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 谷根千というのは、文京区と台東区の境にある谷中・根津・千駄木の総称で、古き良き下町の風情が残されているこの界隈はちょっとした観光名所になっており、今日も GW 真っ只中ということもありなかなかの賑わい。特に事前に情報を収集したわけでもなく、その場で入手した無料のガイドマップを片手にウロついたのだが、最近は古い建物や懐かしいたたずまいだけでなく、若い人たちが店を出して街を活性化させているようだ。特に不忍通りに点在する古本屋は他とはちょっと違う個性的な本が並べられていて、とても面白かったのでついつい長居をしてしまった。欲しい本はたくさんあったのだが、今日のところはガマンガマン。その他にも S坂の上にあったという内田百フの住まい、夏目漱石の旧居、藪下通りにあった森鴎外の観潮楼などをそぞろ歩き、気分はすっかり文学散歩。気がつけば昼過ぎから日暮れまで、延々 6時間以上も歩き続けた。今度は迷子になるつもりで路地を歩き、ピンときた飲み屋で一杯引っ掛けて帰るのも面白そうだ。

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 漱石の旧居前には、石碑と石でできた猫が。

 ところで、煎餅屋の前に人だかりがあったので何だろうと覗いてみたら、立川流の家元がビール片手に路上サイン会?を開いていたのには驚いた。あれは一体何だったのだろう?
posted by たけ at 23:54| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 逍遥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月09日

素晴らしき日曜日

 今日は朝からいい天気だったので、ヨメと一緒に自転車に乗って世田谷文学館で開催されている「花森安治と「暮らしの手帖」展」を見に行った。

 「暮らしの手帖」はヨメのお気に入りの雑誌なのだが、読者に誠実な内容はもちろん、写真、イラスト、タイポグラフィのデザインが素晴らしく、今どき珍しく丁寧に作られている感じが私もとても気に入っている。そして今年の正月にヨメの自宅にあった「暮らしの手帖 300号記念特別号」を読み、この雑誌が戦後まもない昭和23年に創刊され、その当時から極めてスタイリッシュなエディトリアル・デザインと、庶民の暮らしに焦点を当てた丁寧な雑誌作りが行われていることにとても驚かされた。元々雑誌のデザインには少なからず興味があるので、そのときから私の頭の中には、この雑誌の編集長を30年に渡って務めた花森安治という名前が気になっていたのだ。

 この展覧会は今日が最終日だったのだが、編集長であり、イラストレーター、装丁家、コラムニスト、コピーライター、ジャーナリストと多彩な顔を持つ花森安治の仕事を特集していて、「暮らしの手帖」の表紙を飾った原画やカットはもちろん、彼が手がけた本のデザインなども数多く展示されていてとても見ごたえがあった。パンフレットには花森のメッセージは今流行の「スローライフ」や「LOHAS」に通じる、と書いてあるが、戦後の物資が乏しい時代の、少しでも心を豊かにするための庶民の知恵と、お気軽なファッション、富裕層の道楽としてのエコロジーとは一緒にするべきではないだろう。

 その後はパンを買い込んで環八を渡った神田川沿いのベンチで遅めの昼食を摂り、阿佐ヶ谷のフレンド商会で自転車のパーツを買って家に戻った。一日中お日様に恵まれたせいもあり顔が少しヒリヒリするが、楽しい一日だった。

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posted by たけ at 23:36| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 逍遥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月09日

吉祥寺へ

 昨年末の原子高志さんのイベントで、高田理香さんから吉祥寺の新しいお店やお気に入りのお店の情報を色々といただいた。そういえば最近吉祥寺もすっかりご無沙汰していたので、今日は久しぶり吉祥寺に行くことにした。

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 まずはお二人のお気に入りというカフェ HUN LAHUN へ。とても落ち着いたカフェでパスタもとても美味しかった。吉祥寺は意外に個性的なカフェが多くないのでこのお店の存在は嬉しい。続いて近くにある BALLROOM RECORD で Vic Godard の "Holiday Hymn" をゲット。ずっと探していただけに嬉しさもひとしお。その後もこれまた理香さんオススメのハモニカ横丁にあるたい焼き屋さんでとても美味しいたい焼きを食べたり、色々な雑貨屋さんや古着屋さんを覗いて過ごした。

 しかし、分かっていたことだが Jリーグがないとこんなにのんびりと過ごせるのかということを思い知った三連休だった。サッカーがないのは寂しいが、こういう過ごし方もいいものである。
posted by たけ at 23:54| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 逍遥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月08日

浅草へ

 そんなわけで、今日はヨメと浅草へ行ってきた。

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 有名なアサヒビールのモニュメント。別名ウ○コビル。一応フィリップ・スタルクのデザインなのだが。

 実は幼少のみぎり以来浅草には来たことがなく、この地に立つのは約30年ぶり。当時の記憶はもはや微かにしか残っていないが、以前来たのもやはりこの時期だったように思う。今回はずいぶん歩いたが、もちろんたった半日だけでは浅草という街の「触り」を知ったに過ぎない。まだまだ寄りたい場所、入りたいお店、食べたいものなどがたくさんある。また近いうちに再訪しなければ。

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posted by たけ at 23:45| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 逍遥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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