2005年07月11日

草花を愛でる

歳を重ねてくると、自分の嗜好するモノが変わってくることがある。食べ物などは典型的な例だろう。また大人になって自分と年齢の離れた人たちと付き合ったりすることで、趣味や考え方が変わることもある。しかし自分が子供の頃に、まさか将来の自分が園芸に興味を持つなどとはまったく想像することができなかった。

私の場合、そのきっかけはいくつかある。まずはパラダイス山元さんの「ザ・マン盆栽」で盆栽に対する興味がフツフツと湧き上がるのを感じた。ヨメ(当時はまだ結婚していなかったが)も草花が好きなので、散歩などをすることで普段目がいかなかった道ばたの草木などにも自然に目がいくようになった。そして決定打は、いとうせいこうさんの名著「ボタニカル・ライフ - 植物生活」(新潮文庫 ISBN4101250146)。この本は「一戸建ての家を持たず、庭のない都心のマンションで園芸を楽しむ人」を「ガーデナー」ではなく「ベランダー」と定義し、いとう氏自らがベランダーとして様々な植物を育てた愛と屈折の日々を描いた傑作エッセイで、読み終えた後、いつか自分も草花を育ててみたいと思うようになった。しかし当時私はアパートに住んでおり、またすでに引っ越しをすることを決意していたので、それを叶えることはしばらくできなかった。

そして引っ越しと結婚生活が少し落ち着き、休日の過ごし方に少し余裕が出てきた今日、ついに我がボタニカル・ライフを実行するべく、園芸品も扱う大型スーパーに足を伸ばした。何を育てようかとヨメと相談したところ、「育てて食べられるものがいい」という実に現実的な回答を得たので、手始めにハーブを買うことにした。

ハーブ.jpg

手前がイタリアン・パセリで奥がバジルである。果たして、かつて絶対に誰でも育てられると言われたパキラやサボテンを見るも無惨に枯らしたことのある私が、植物など育てることができるのだろうか。本ブログでつぶさに報告するつもりである。実はウチにはすでに父親からもらった盆栽、通称盆ちゃんがいるのだが、これについてもまた今度。


posted by たけ at 02:08| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 園芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も、てぬき、かくれベランダーだったりしています。「ボタニカル・ライフ - 植物生活」さっそく注文しました。植物のある生活っていいですよね。
Posted by familyk at 2005年07月11日 07:29
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