2006年05月23日

最近読んだ本

 相変わらずの天候不順と外出で、自転車通勤がままならない分、電車通勤が増えて読書は進み、痛し痒しといったところだ。

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 「東京百話 天の巻」 種村季弘 編 ちくま文庫(ISBN4-480-02101-9)

 ここのところクォリティの高い本を立て続けに出し、個人的に目が離せない存在になっているちくま文庫から復刊された、大正・昭和の東京について書かれたエッセイや短編を集めたアンソロジー。天・地・人の 3 冊を店頭で見つけるや否や一気買いしましたよ。とりあえず天の巻を読了したが、期待に違わぬ内容で、当時の文化・風俗・食べ物やオカルト、鳥や虫についての名文が、懐かしさを煽ることなく並べられている。編者の種村季弘さんのことは、恥ずかしながら氏の死亡記事で初めて知ったのだが、とても丁寧にこの本を編んだことが分かるし、これだけ面白い本を編める人なら、氏のエッセイも面白くないわけはないだろう。もちろん本書に掲載されている獅子文六、佐多稲子、山本嘉次郎などの本も今後ぜひ読んでみたい。こうやって興味の範囲はどんどんと広がって行くのである。


posted by たけ at 00:02| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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