2009年02月01日

夜行列車の明日を考えてみる。

 昨年末、「富士・はやぶさ」が今年3月のダイヤ改正で廃止されるとJRから発表された。一部では随分前から噂はされていたものの、いざ正式発表されるとやはり一抹の寂しさが漂う。

diagram.jpg
 クリックすると大きくなります。

 これは以前手に入れた1978年7月の日本交通公社版の時刻表。当時は16時30分発の「さくら」を皮切りに、「はやぶさ」「みずほ」「富士」「出雲」「あさかぜ1号・2号」「瀬戸」「紀伊・いなば」、そして21:45分発の急行「銀河」と、5時間15分の間に実に10本もの寝台特急が毎晩東京駅から西に向けて旅立っていた。1978年と言えば、スーパーカーブームに陰りが見え、子供たちがブルートレインに夢中になり始めていた頃。私は車も鉄道も好きだったので一連のブームにのった口ではあるが、まさかこの頃からたった30年で東京口のブルートレインが全滅してしまうとは、夢にも思わなかった。とはいえ、2006年夏の九州旅行で乗った「富士・はやぶさ」は、やはり満席というにはほど遠かった。最近スローでエコということで鉄道の旅も見直されつつあるとは聞くが、残念ながら東京ー九州となると早くて安い飛行機には勝てないのである。

fuji.jpg

 途中20年以上鉄道趣味から遠ざかっていた身で、国鉄車両にある種の郷愁や憧れを持つ者としては、残りの上野口、大阪口にわずかに残っているブルートレインには乗っておきたいところだ。まぁこれもきっと叶わぬ夢であろうが、時間的にも金銭的にも余裕ができたらぜひとも実現させたいものである。

 ところで、東北新幹線が来年末に新青森まで延伸、そして九州新幹線もいよいよ2011年春に博多ー新八代間が完成し、東京から、いや青森から鹿児島までが新幹線で結ばれる。となると、マニアの間でまことしやかに囁かれている貨物新幹線や寝台新幹線なんて案も実現できそうなものだが、やはり難しいのだろうか。特に寝台新幹線などは、例えば深夜の沿線住民の騒音を考慮して比較的ゆっくりな速度で走行したとしても、東京を22時頃に出て博多に朝7:00頃に着けば、夜残業して食事をとった後でも翌日の朝一の飛行機より速く九州に着き、サラリーマンなどにある程度の需要が見込めるのではないか。その他名古屋ー鹿児島中央とか、大阪ー仙台など、上手いやり方を考えれば飛行機客をいくらか取り戻せるような気がするが、いかがか。いかがかと言われても困るかも知れんが。


posted by たけ at 23:46| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。